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2011
12 . 6

Tea Break


日本は紅葉が美しい季節ですね。おいしいものをいっぱい食べて、秋を満喫されていますか?イギリスは秋終盤。すっかり寒くなりました。この週末でサマータイムが終わり、時計を一時間戻しました。(日本との時差が9時間に変わります)。これから本格的な冬の始まりです。

今回、4回目のコラムは「Tea Break」ということで、ちょっと医療から離れたお話をしたいと思います。

イギリスのクリスマス飾り

冬といえば「クリスマス」と「お正月」。イギリスはキリスト教の国ですから、クリスマスは一年でもっとも大切なイベントです。日本でいう「お正月」という感じでしょうか?ですから、もちろんイギリス人はクリスマスを待ち遠しく思っているようです。

前回のコラムで「10月の頭にインデアンサマーと呼ばれるとっても暑い日が続いた」と書きました。そのときに我が家はBBQの機材を買いに行ったのですが、もう既にクリスマス商品が並べられていました。街もクリスマスイルミネーションで賑やか。お友達も「今週末はクリスマスショッピングへ出かけるわ☆」と言い、数え切れないほどのクリスマスプレゼントリストを見せてくれました。

そして、私が一番楽しみにしているのは、「クリスマスマーケット」。さまざまな場所でクリスマス商品を売るマーケットが開かれます。寒い中、ホットワインを片手にかわいいクリスマスグッズを見て回るのは、こころ踊らされるものです。

イギリスのクリスマス飾り イギリスのクリスマス飾り

(※クリックすると拡大画像が表示されます。)

マーケットだけでなく、アイススケートリンクやゴスペルを歌う音楽隊、移動遊園地などクリスマス気分を味わらせてくれるイベントがいっぱい。

イギリスの冬は日が短くお天気が悪い日が多いですが、クリスマスのイベントが寒さを吹き飛ばしてくれます。

イギリスのクリスマスイベント

(※クリックすると拡大画像が表示されます。)

この一大イベントのクリスマスを一緒に楽しみたい!と日本から観光に・・・とお考えの方もいるかもしれませんが、実はクリスマス当日は観光客の方にはお勧めできません。

先にも述べましたように、イギリスのクリスマスは日本のお正月のようなもの。家族で過ごすのが主流です。

一昔前まで、日本のお正月にお店が閉まってしまうのと同じく、イギリスでは、スーパーをはじめデパートも24日の午後から26日(ボクシングデーといいます)まで完全に閉まってしまいます。(この頃26日は営業しているお店も増えてきました)。信じられないことに、ロンドンの公共交通機関も完全にストップ。空港からの電車やバスもありません。街はゴーストタウン化します。タクシーはかろうじて走っていますが、クリスマス価格で普段の2-3倍のお値段。でも、タクシーに乗っても、どこも行くところがありません。ミサのため教会にいくくらいでしょうか?

しかしながら、イギリスの「New Year’s day」はみんな外で大騒ぎ。レストランやPubなども遅くまで営業していますし、公共交通機関も深夜通して運行。ロンドン市内なら1日の深夜(年が明けたその夜)は無料で乗り降りできます。たくさんの人でとっても混雑しますが、テムズ川沿いのカウントダウン花火は見ごたえがあります。知らない人でも「A Happy New Year!」と声を掛け合い、一緒に飲みながら歌い踊り、肩を寄せ合いお祝いします。

1月1日は休日ですが、2日・3日は普通の日。日本のように「正月三が日」にあたるものはありません。ですから、お仕事も普段どおり。もちろんお店や銀行も普段どおり営業です。

先にも述べましたとおり、クリスマスは交通機関が完全にストップしてしまうので出かけにくいですが、New year’sならばいつもどおり。有給休暇をとって、家族や友達と一緒に海外旅行に出かける方も多いと思います。

皆さんはどのようなクリスマス・お正月を過ごす予定ですか?「今年はどうしようかなー」と色々とプランを立てる時が一番楽しいですよね。今年も我が家は「家でマッタリ」な年越しとなりそうですが・・・。

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美鈴のLONDON日記

一口に“看護師さん”と言っても、その活躍の場は本当に様々。 いろんな業界、いろんな世界に活躍の場が広がる“看護師さん”ですが、 国境を越えて、世界を舞台に活躍されている看護師さんも少なくありません。 このコーナーでは、そんな海外に自分の活躍の場を見つけ頑張っている“看護師さん”に、日本の看護との違いなどを海外生活の日常を交えながら紹介していただきます。

著者プロフィール

筆者:中山美鈴

  • 1997年 総合病院(日本)に就職(専門は小児看護)
  • 2003年 同病院を退職し、渡英語学学校で英語を学び、ロンドン郊外の施設でボランティアなどを行う
  • 2004年 英国での看護師免許を取得のためにロンドン市内のナーシングホームに就職
  • 2005年 資格取得後、ロンドン市内の病院に就職し、3年間勤務
  • 2009年 退職後は、日系治験会社の治験病棟で勤務
  • 2010年 出産のため、産休を取得
  • 現在 退職し、子育てに奮闘中